僕は週末の休みは必ず長男をサッカークラブへ送り迎えするのですが、そこであることに気づきました。
それは練習前の子供達の行動で『上手くなる子が見分けられる』 というものです。
もちろんこれは僕が感じた内容なので正解ではないのかもしれませんが、長男の年代の子達やコーチ・監督の話を聞く限りでは、あながち間違いではなさそうです(^_-)-☆
ちなみに最初に言っておきますが、入団して半年くらいの長男は一番上手くならないタイプでしたが、現在においては上手くなる可能性がアップする行動を取り始めています!!
これは長男のサッカーに対する姿勢や楽しみ方が変化したからではあるのですが、その変化を促すには子供だけでなく親のサポートも必要になります( `ー´)ノ
そういった部分にも触れながら色々と解説していきますので、是非最後までご覧いただけたらと思います。
上手くなる子が見分けられる練習前の行動
今回は小学校年代の練習前の行動を3つのタイプに分けて解説していきます。
年代で多少なりとも行動は変わってくると思いますが、 タイプ毎の意味合いは変わらないので参考にしてみてください。
タイプ① : サッカー以外の遊びを始める
1年生のころはコーンやマーカーをおもちゃに輪投げを始める子がいたり、2年生や3年生になっても虫探しや網のぼりなど色々と他の誘惑に負けてしまう子が多いです。
小学校や公園などで練習する場合は誘惑が更に多いので、もうサッカーどころではなくなってしまいます (笑)
このタイプのお子さんはまだまだサッカーの楽しさに気づけていないので、親御さんが普段の自主練などからサッカーの楽しさを伝えたり、できた喜びを多く体感させてあげるといいですね!!
時間は掛かるけど一緒にサッカーをして楽しさを共有していきましょう★
タイプ② : ただボールを蹴っている
これは少年サッカーあるあるだと思うのですが、 誰か数名がキーパーになってみんなで止まったボールをシュートをしあっている…そんな光景を見たことありませんか!?
長男の年代ではこのタイプの子が一番多いです。
長男もたまにこのグループの一員となってシュートをしています
キーパーは嫌いな模様
目的をもってシュート練習しているのであれば問題ないのですが、基本的にはただシュートしているだけの子がほとんどです。
コースを狙おうにもキーパーが複数人いることが多いし、止まっているボールを蹴ることはサッカーにおいて多くないので練習効果も薄いです。
なにより1人でもできる練習なので、仲間達がいる場でやるにはもったいないですね。
このタイプのお子さんはサッカーをするという思考まではきているのであと一歩といった印象です。
練習前の時間を楽しむのは大切なことですが、 遊びの質を高めていかないと更に上手いレベルにはたどり着けないといったところです。
タイプ③ : 1対1やミニゲームなどをする
3年生になるとちらほらこのタイプの子が増えてきました(^_-)-☆
最近は長男もクラブ内で上手い子を見つけては1対1を挑むようになってきています。
やはり仲間達がいる場なので、1人でできることよりも複数人でできる練習やサッカーの試合で役に立つスキルを練習前の時間で養っている子は格段に上手くなっていきます。
4年生くらいになると上手い子は率先してミニゲームやロンドをしようと提案して、練習前から楽しそうにサッカーをしています(´∀`*)ウフフ
練習前の時間であっても”質の高い遊び”をすることで成長速度は変わってきます。
どういったことに楽しさを覚えるのか…これはサッカーへの理解を深めたり、日ごろの自主練だったりと親御さんのサポートが必須になってきますね!!
- 出来なかったことが出来るようになる
- もっと上手くなりたい
- ゴールを決められるようになりたい
- 仲間と一緒に試合に勝ちたい
こういったことにサッカーの楽しさを感じるようになれば、自ずと遊びの質も高くなっていきます。
上手い子達は遊びの中でも本当に質の高い練習が出来ているので、その姿勢や考え方を見習っていきたいと思います!!
まとめ
『本人が楽しんでいて、その後の本番の練習に繋がるのであれば、それでいいんじゃないの!?』
といった疑問をもたれる方もいるかもしれませんが、それはその通りです。
ただ、上手くなる子は『楽しみ方 = 遊びの質』 が違うということです。
要は楽しむことは重要で、楽しんでいる遊びの質を上げることは更に重要だと言うことです。
この遊びの質を引き上げるようなサポートを親御さんがしていくことで、お子さんのサッカーに対する楽しみ方は格段に変わっていきます。
下記の記事で遊びのレベルを引き上げることについて触れていますので、気になった方は是非ご覧ください。
チームでの練習前や公園で自主練しているときの光景で良く目にするのが、『誰かをキーバーにして、止まったボールを蹴る』という遊びだと思います。わいわい楽しそうにやっているので、親からすると『サ[…]
冒頭でも述べたとおり、 長男も最初はタイプ ①でした。
しかし当ブログで紹介しているように上手い子の親から学んだり、 現役・コーチ時代の経験を活かしつつ子供に接していくことで長男は少しずつ変わっていきました
いきなり変わることは難しいですが、 試行錯誤しつつお子さんに接していってください。どうせやるなら誰よりも楽しくサッカーをしてもらいたい!!
楽しくやるサッカーのレベルを引き上げていけば、もっともっと楽しいサッカーができてどんどん好きになっていきます。
その後押しをするのが親のつとめだと思うので、僕もパパ友の先輩方やコーチとの対話を増やして成長していきたいと思います。