幼少期のサッカーって体格差がモロ
背の高い子・体の大きい子は、
- フィジカルが強くて抜けないし取られない
- キック力があってバンバンゴールを奪える
- 競り合いなど空中戦に強い
もう『低身長+低体重』ではどうしても抗えないくらい魅力的な存在なんですよね。
僕も高校に上がるまでは、ずっと『低身長+低体重』だったので体格差でボロカスのように
本当に心の底から背の高い子・体の大きい子に憧れていました。
そしてそんな僕の遺伝子を継承してしまった息子達も現段階では体
僕や息子達のように『低身長+低体重』で悩んでいらっしゃる方はたくさん居るはずです。
でもね…そんな感じで高校に上がるまでは『低身長+低体重』だった僕も、プロにはなれなかったけど高校で全国大会に出場するまで成長することができました。
どうしてそこまで成長できたのか…その秘訣を紹介していきたいと思います(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
『低身長+低体重』でも全国大会に出場するまで成長できた秘訣
もちろん、
- サッカーを継続した
- 強い学校に入ることができた
- 良い仲間に恵まれた
といったことも一つの要因ではありますが、一番はこれです!!
もうね…ないものねだりはやめたし、同じ土俵で勝負することは諦めました(笑)
コーチだった親父も、
大きくなった時に突き抜けられるように努力していこう!!
と励ましてくれたのもメンタルの部分で非常に大きかったです:;(∩´﹏`∩);:
それからというものの、僕はネガティブを受け入れてから意識して取り組んだトレーニングが4つあります。
それらのトレーニングを次項で紹介していきます\(゜ロ\)(/ロ゜)/
ネガティブを受け入れて取り組んだ4つのトレーニング
僕は高校に上がるまでは『低身長+低体重』だったため、ポジションが限られていました。
センターフォワードやセンターバックといった高さが必要なポジションを任されることはなく、運動量の多いサイドハーフやボランチをしていました。
そんな中でも特にボランチをすることが多く、
- 前後左右を縦横無尽に走り切るスタミナ
- 前後左右に蹴り分けられる視野と技術
- 球際の激しさ
といったことを要求される難しいポジションでしたが、自分にできる事を必死に考え努力して鍛え抜きました!!
トレーニング①:走り込みでスタミナUP
ボランチというポジション柄、運動量は求めらるので徹底的に走り込みで強化を図りました。
朝は親父と走り込み、夜は友人と走り込み、そして練習でも走り込み…いつの間にか陸上部並みのスタミナをゲットしており、中学生時代は陸上部がなかったこともあって県南の駅伝大会のメンバーに毎年選出されるようになっていました(笑)
もちろん試合でも縦横無尽に駆け回っては相手にプレッシャーをかけるスタイルで、試合に貢献できていたと思います。
スタミナに関しては練習の効果が顕著に表れることもあってモチベーションを高く維持することができるのでオススメです!!
ただ、怪我には注意してください。特に、疲労骨折は周囲でも多かったので休養はしっかり取りつつ、走り込みの際はスパイクではなく足に負担のかからないシューズで行うことをオススメします\(゜ロ\)(/ロ゜)/
トレーニング②:キック力よりもキック精度
過度な筋力トレーニングは怪我や成長の妨げになると言われるジュニア世代にとって、キック力は体格差がもろに表れてきます。
もちろん蹴り方・フォームなどである程度改善されますが、それでもかなり厳しいものがあります。
ストレッチをして体を柔らかくとか頑張ったけど…そういった努力よりもこだわるべきポイントがあります(*^^)v
僕はキック力ではなく”キック精度”を磨きました。
その中で意識していたことが
- 狙ったところに蹴る技術
- トラップしやすいパス
この2つになります。
ボランチというポジションなので、ボールを全方向に散らしたり前線にスルーパスを送ることが多かったのでキック力よりもキック精度の方を重視しました。
結果としてアシストも増えたし、自分が起点になることも増えました。
体格に恵まれていない場合は無理にキック力にこだわらず、キック精度を磨くことをオススメします(*^^)v
トレーニング③:両足で同等に蹴れる
先ほどのキック精度を磨くに続いて、両足で同等に蹴れる技術を身につけることも実践しました。
僕は右利きだったのですが元からへなちょこシュートだったので、練習を頑張った結果”両足で同等に蹴れる”ようになりました!!
どのポジションでもそうですが、左右両方で蹴れた方が選択肢が広がります。
もちろん利き足を磨くということは必要かもしれませんが、それはメッシやディ・マリア、中村俊輔や本田圭佑など攻撃的な選手やフリーキッカーに限ることが多いです。
僕の場合はボランチという事もあり左右両方蹴れた方がいいと判断して、両足で同等に蹴れるようにトレーニングを積んでいきました。
両足で蹴れるようになってからは無理な切り替えしも減りましたし、ボールのチラシ方もスムーズになって攻撃の切り替えも速くなったので是非トライしてみてください!!
トレーニング④:姿勢の改善
サッカーなので上手なポジショニングをしたとしても、必ず球際での勝負は出てきます。
そんな時に体格差から押し負けてしまうのが『低身長+低体重』の悲しい宿命です。
けれども姿勢を改善することで背が高くて体の大きい選手にも当たり負けしなくなります!!
球際でぶつかり合う時に重要なのは『重心の低い姿勢を取る』ことです。
重心の位置は低いほど安定性は高くなり、逆に重心の 位置が高くにあるほど安定性は低くなります。
背が高くて体の大きい子は普通にやっても体格差で勝ててしまうので体の使い方が疎かになっていることが多いです。
僕はそこをうまく付くように、球際では重心の低い姿勢を取ることで当たり負けしないようになったし、相手が覆いかぶさるようになるためファールをとってチャンスを築く回数もかなり増えました!!
今では体幹トレーニングなどかなりの種類がありますが、当時はそういった概念はなくてひたすら階段上りとスクワットをやっていました(笑)
ある程度の足腰の強さがあれば、膝を曲げて重心の低い姿勢をとることで当たり負けしなくなるので、そういった欠点を抱えてる人は是非トライしてみてください(*ノωノ)
ネガティブを受け入れたからこそ一気に成長する瞬間がある
僕がこの『低身長+低体重』というネガティブを受け入れたからこそ取り組めたトレーニングのおかげで、中学生後半で身長がグイっと伸びた時に一気に成長することができました。
体格差もなくなったことでキック力も増してきたし、スプリント力や空中戦にも強くなってきました。
そこに、
- 両足で同等に蹴れる
- 無尽蔵のスタミナ
- 確かなキック精度
- 球際の強さ
が加わったので無敵状態突入です!!
ボランチだったポジションも、サイドバック・サイドハーフ・ウイングとユーティリティなプレイヤーへと変貌を遂げました。
プレーの幅が広がったことで色々とチャンスが舞い込んできます。そして結果として強豪の高校へ進学して全国大会に出場するまでに至ります。
まとめ
サッカーを始めた当初から背の高い子・体の大きい子はそういったメリットを活かしたプレーに走りがちです。
僕のような『低身長+低体重』な選手は埋もれていくか、つまらなくなってやめてしまう子も居ると思います。
けれどもネガティブを受け入れつつ、ストロングポイントを身につけ磨き続けることで体の成長と共に一気に突き抜けた成長をすることができます!!
体格に恵まれず悩んでいるお子さんがいらっしゃるご家庭では、この事実を共有してもらってネガティブをポジティブに変えるサポートをして欲しいです。
僕もコーチだった親父の、
大きくなった時に突き抜けられるように努力していこう!!
という励まし・サポートがなければ挫けていたと思います。
お子さんだけで上手くなっていくというのは厳しいからこそ、クラブやスクールがあるのです。
そして一番近くで見守る親御さんのサポートが一番重要になってくるので、僕と一緒に頑張っていきましょう\(゜ロ\)(/ロ゜)/