スマホやパソコンで調べるとわんさか出てくる”サッカーが上手くなるトレーニング”ですが、
僕もコーチ時代に、
- どんなトレーニングをすれば子供達が試合に勝てるのか
- どんなトレーニングなら熱心に取り組んでくれるのか
色々と試行錯誤しました。
そして現在は二児のパパとして、
- どんなトレーニングがプロになる近道なの!?
- 幼少期は何を重点的にやればいいの!?
- どういったチームに入れたらいいの!?
といった悩みを抱えていました。
けれども最近は書籍を読んで学んだり、実際にプロになった人たちの話を聞いてみたりするうちに、自分なりの答えを導き出すことが出来ました。
今ではその答えを信じて息子達と共にサッカーを楽しみながら励んでいます。
本記事では僕が辿り着いた答えをシンプルに共有する目的で書いておりますので、是非気になった方は最後までご覧いただけると嬉しいです。
プロサッカー選手になるために必要な幼少期のトレーニング
僕の導き出した答えは、
ということです。
昔やべっちFCで選手がゴールを決めたときのシーンを解説するコーナーがありました。それを見て素直に『プロの選手はやっぱ凄い!!』と感じていました。
それもそのはず…解説していた選手はみんな、 自分だけでなく周りの選手との連携や相手DFの動きも含めた未来を予測してプレーしていたのです。
こういった未来を予測して最適なプレーを選択できる能力を幼少期から磨くことで、より瞬時に正しい判断ができる能力が磨かれていきます。
一瞬の判断の遅れがサッカーにとっては致命的になるので、こういった能力を幼少期から磨くことは必須であると感じました。
- フィジカルを鍛える
- 技術を磨く
といったことも幼少期のトレーニングとして必要ですが、『正しい判断』が出来なければ宝の持ち腐れになります。
- フィジカルは強いが足が遅いから周囲を見渡してポジショニングを決める
- あそこにパスを出すことでゴールの道筋が描けるので蹴りやすい位置にボールを止める
鍛えたフィジカルも磨いた技術も『正しい判断』を伴わないと効果を最大限発揮できません。
プロという世界はフィジカルも技術も最高峰の選手達が、常にゴールに結びつく一番正しいプレーをすばやく瞬時に判断してプレーをしています。
だからこそ『考えながらサッカーをする』ということが、プロサッカー選手になるために必要な幼少期のベストトレーニングだと僕は考えているのです(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
『考えながらサッカーをする』 ためのアプローチ
前項で『考えながらサッカーをする』ということがプロサッカー選手になるために必要な幼少期のベストトレーニングだと力説させていただきました\(゜ロ\)(/ロ゜)/
本項では親子で実践できる『考えながらサッカーをする』ためのアプローチを3つ紹介していきます。
思考を止めずに、成長有るのみです(*^^)v
練習の意図を伝えてから始める
意図を伝えることで、この練習がどんな場面で活きてくるかを意識することできます。
意識するとしないとでは雲泥の差で、意識した練習を繰り返すうちに直感的にその選択が出来るようになります。
また意識することで、
- ちょっと違うかも・・・
- もっとこうした方がいいのでは!?
というように自分の思考も進んでいきます。
このように意図を知って練習することは非常に重要で、脳により刺激を与えて学習速度や思考力を高める効果があります。
下記の記事で詳しく解説しているので、読んでいただけたら嬉しいです。
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ホワイトボードを使用して思考を鍛える
サッカーに対する理解を深めるという意味では、ホワイトボードは非常に役立ちます。
試合中の視点だと認識しづらいものも、俯瞰的にみれるホワイトボードだとわかりやすくお子さんとも議論ができます。
練習や試合をイメージするためにもお子さんがサッカーしている動画を撮影したり、プロの試合を参考にして選手を配置してみてください。
そういった状況下でどういった動きをすべなのか…親子で一緒に考えてみるとサッカー脳を鍛えることに繋がります。
長男はホワイトボードを使うようになってから、試合やミニゲームでもボールを単に追いかけるのではなく、パスした後の動き方やパスを貰うポジショニングを意識してプレーするようになりました!!
下記の記事で詳しく紹介しているので、読んでいただけたら嬉しいです。
『人間は考える葦である。』出典:小林有『アオアシ 1巻』サッカーを題材にした人気漫画アオアシに登場するヒロインである一条花ちゃんが言うセリフです。元々はフランスの哲学者パスカルの名言だそう[…]
実戦経験をつむ
練習を繰り返しても、 ホワイトボードを利用してサッカーへの知識を深めても、試合などの実戦で出来ないと意味がありません。
試合という激しいプレッシャーの中でどれだけ正しい判断ができるのか…これは非常に重要です。
所属するクラブチームの試合頻度はどの程度でしょうか!?
試合の頻度は学年によって変わってくると思いますが、1カ月に1回あるかないか…極端に少ないなと感じたら個人で参加できるフットサルがオススメです。
読者皆様の家の近くにもきっとあるはずですよ♥
そこで実戦経験だけじゃなく初対面の人ともコミュニケーションをとりつつ試合を楽しんでいます。
この試合は実戦経験を積むというだけでなく、小学校から中学校に上がるときやチームを変えるとき、又はトレセンやセレクションなど初対面の人と練習・試合をこなす場面でも活かされる重要な経験になります。
下記の記事で実際に参加したときの感想を書いていますので、気になる方はご覧頂けたらと思います。
以前投稿した”パパ友会の記事”で、とあるパパ友から紹介された『ワンデーレッスン』と『キッズゲームズ』に同じクラブチームの仲間を連れて参加してきました。▼パパ友会の記事はこちら[sitecard s[…]
まとめ
フィジカルといった身体能力は日本人ということで海外の選手に比べて劣る部分は出てくるでしょう。
だからといって技術を磨いても正しい判断を瞬時に実行に移せないと役に立ちません。
そしてフィジカルで劣っていても、正しいポジショニングや周囲を使ってケアすることで補えることも多々あります。
だからこそ『考えながらサッカーをする』ということは非常に重要であり、 幼少期から意識して学ぶことがプロになるためのベストなトレーニングだと僕は考えます。
必ず道は開けるぞ\(゜ロ\)(/ロ゜)/
是非本記事を参考にお子さんのポテンシャルの最大値まで成長させて、僕ら親子と一緒にプロを目指していきましょう★