まず初めに言わせてください。
『お子さんは必ず上手くなります‼︎』
でもそのためには、子供にだけ変化を求めるのではなく親も変わる必要があります。
著名なサッカー指導者である池上正さんが監修された『少年サッカーは9割親で決まる』という書籍がありますが、それだけサッカーをするお子さんが上手くなるには親の存在は大きいという事なのです。
本記事ではサッカー歴25年、コーチ歴3年、
サッカーが上手い子の親の特徴
小学生時代(プロになった友人の父親)
僕が小学生時代にサッカーをしていた少年団にJリーグの下部組織を経てJ2のクラブに入団した友人のM君がいます。
現在は引退して指導者の道を歩んでいますが、小学生時代を思い返してみるとM君の父親は僕も含めた周りの子供の親とは少し違っていました。
M君の父親は試合だけでなく練習も含めて、どんな時も欠かさずに見にきてはM君を応援していました。
それだけでも子供にとっては嬉しいことなのですが、素晴らしいのは自分の子供だけじゃなく僕も含めた周りの子供に対しても熱い声援を送ってくれる優しいお父さんでM君は誇らしかったと思います。
コーチ時代
コーチ時代に感じたことは、上手かったチームは試合のたびにご家族の応援が多かったです。
公式の大会じゃない練習試合であっても大勢の観客がいらっしゃいました。そして声援を送るだけではなく、サポートも素晴らしかったです。
審判が足りない時は手伝ってくれたり、朝早くに来てもらって
自分のお子さんを応援するだけではなくて、サッカーする環境を整えようとサポートする姿勢がとても印象的でした。
親としての現在
小学生時代のM君父親と同じで、上手い子の親は必ず練習や試合を見にきています。
観戦中は『もっと○○しろ!!』と声を張り上げるのではなく、じっと見守りつつ『好プレーをしたときは褒める』『ミスをしたときは声援を送る』という感じです。
そして練習や試合が終わった後は自分の子供だけでなく、仲間達にも『
また、現在はコロナ禍ということもあって観戦時の規制が多い中、
サッカーが上手い子の親の共通点
前項でサッカーが上手い子の親の特徴を紹介しました。
そして、その親たち全員にあてはまる共通点が『子供達のサポーター』ということです。
サッカーは1人だけうまくても試合に勝つことはできませんし、年齢が上がるに連れてそれが顕著になります。
だからこそ自分のお子さんだけでなく、その仲間たちにとっても素晴らしいサポーターである必要がありま
そして、もちろん自分のお子さんに対しては『世界で1番のサポータ
お子さんのサッカーに向き合い、興味を示し、
- 練習や試合を見に来てくれる
- 日々の努力を認めてもらえる
- 素晴らしいプレーをしたら一緒に喜んでくれる
- ミスをしたときは励ましてくれる
- 仲間の輪の中に入れるようにサポートしてくれる
- 悩みや不安を抱えていたら親身になって接する
僕は小学生の時、親が観にきてくれる試合は一段と気持ちが入りました。
いつも支えてくれる親に自分の『カッコいいとこを見せてやる!!』『絶
メロンクリームソーダ…美味しかったなぁ♥
これはプロの世界も同じですよね。
ホームアドバンテージと言われるほど、サッカーも含めた様々なスポーツではホームの方が成績がいいのが現実です。
やはり『自分やチームを応援してくれるサポーターの存在』は選手たちにとって非常に大きいのです。
プロの誰しもが試合後のヒーローインタビューや挨拶でサポーター
やはり応援してくれたサポーターに応えたいという強い思いが『上手くなりたい』『試合に勝ちたい』といった気持ちの原動力になるんです!!
まとめ
この記事を読んでくださっている親御さんに言いたいのは、お子さんに対して『下手だ』『センスがない』
どんなお子さんにも光る才能はあるし成長度合いは様々です。
それなのに親が諦めたり、周りと比較しているとお子さんのモチベーションは下がる一方です。
お子さんにとってお父さん・お母さんの存在は大きいです。
自分に興味を持ってもらいたいし、褒めてもらいたいという気持ちでいっぱいです。
だからこそたくさん支えてあげて『お子さんにとって世界一のサポーター』を目指してください。
人は『誰かに貢献することができた!!』というときに幸せを感じます。
『親は子へ』『子は親へ』、親子でそういう関係性を築き上げることがサッカーが上手くなるうえでとても大事なことなのです。