小学校や中学校など義務教育界隈ではクラスや学校内での学力格差が絶賛拡大中のようですが、サッカー界においてもチーム内の実力格差は拡大していると思われます。
ある資料によれば、学校内での学力格差の一番の問題は”意欲”や”向上心”といったメンタル部分だと捉えているようです。
こういったメンタル面を疲弊させていく原因として、
- 授業についていけない
- できる子と自分を比較しちゃう
- できる子ばかりが褒められていく
が挙げられているそうです。
これってサッカーも同じではないでしょうか!?
- 上手い子達についていけない
- 試合に出てる子と出れない自分を比較してしまう
- 上手い子ばかりが褒められていく
こういった環境では、実力格差が生まれていくのは仕方ないですよね。
このような現状であれば、自分が成長できる環境を求めて別チームに移籍することは当然のことのように思えます。
ただ…そういった移籍をするということは”競争力が欠如”する方向にいかないかという心配も同時に生まれてくるはずです。
もちろん、
- 自分なりの努力をした結果
- 身体的な成長が遅い
- やりたいサッカーができない
などの明確な理由があって移籍を決断するのは良いと思います。
でも試合に出られないからといって簡単に移籍を決断するのではなく、
が育まれるようなサポートを親やコーチ達が継続していけば、競争力を持ちながら成長できるのではないかと僕は考えます。
競争力は社会に出てからも必要な能力で、プロサッカー選手になれなくてもその経験は必ずプラスになりますよね。
長男は一番へたっぴでしたが、上手い子達がチーム練習の終わりに公園で自主練しているのを見かけてから『自分も行きたい』と勇気をもって声をかけたところが上手くなるきっかけでした。
こういった意欲・向上心に対して、
- 『また今度にしよう』
- 『ちゃんと一緒にやれるの~!?』
といった言葉ではなく、
- 『よし、行こう行こう!!』
- 『その言葉待ってたよ~上手くなるチャンスだね!!』
というように、その姿勢を褒めて意欲・向上心を更に育んでいって欲しいです。
意欲・向上心に目を向けてサポートした結果、長男はドリブルやパスを武器に小さい体でもAチームのレギュラーとなって試合に出れるまで成長しました。
これが最近の口癖です。
非現実的ではない時間設定が妙にリアルですね(笑)
僕は学力格差も実力格差も仕方がないと諦めるのではなく、
とポジティブに捉えて努力していく方がいいと思っています。
但し、時にはお子さんの気持ちを尊重しつつ逃げることも必要になるかとは思います。
その判断だけはミスらないように、意欲・向上心を育めるようにサポートしていきたいですね(*´▽`*)