僕が少年団でコーチをしていた時に、
- 『自分の得意をいかに磨いて、
その得意をぶつけられるかどうかが重要なんだ‼︎』 - 『苦手なことを克服するよりも得意なことを磨き続けて武器を作れ‼︎』
もちろんこの言葉が全て正しいわけではないかもしれません。
サッカーでは最低限必要なスキルや戦術などがありますし、チームで戦う以上は
ただ、自分の得意なことを磨けば武器になるし、
そういった観点からも素晴らしい指導者だなと感じて、今でも記憶に残
それからもう8年以上過ぎたある日、
その本には、
これがトレセンの指導者が言っていた内容と似ており、我が家でもそれを実践していたら長男がメキメキ成長し始めたので、共有したいと思って記事を書いております。
書籍は一番最後に紹介させていただいています
サッカーをしているお子さんに対して、
- 中々成長しない…伸び悩んでいる…
- 正しい育成・成長って何なんだろう!?
- 誰にも負けない自分の武器の見つけ方は⁉︎
- レギュラーになって試合に出れる選手になるには⁉︎
こういった悩みのタネを持っている親御さんの手助けに必ずなります。
そして、この加減乗除の法則はチームではなく個の育成の本質を追求しているので『親だからこそできる!!』といった僕の理念とマッチしています\(゜ロ\)(/ロ゜)/
お子さんがサッカーしていらっしゃるご家庭の親御さんは、是非最後までご覧いただけたらと思います(^_-)-☆
上手い子の親が実践している育成の本質:加減乗除の法則とは⁉︎
加減乗除の法則は下記の4つで構成されています。
<引用:リクナビNEXTジャーナル>
これはビジネス面における育成の本質として紹介されたものですが、サッカーの育成にも当てはめることができきます。
次項では、この加減乗除の法則をサッカーの育成に落とし込んで実践している我が家の例を紹介していきます。
サッカー版の『加減剰余の法則』
前項での内容をサッカー版として分かりやすく落とし込むと下記の表のようになります。
加ステージ | とにかくまずは色々とやってみる!! |
減ステージ | 好きな練習や上手くなりたいプレーを磨く!! |
乗ステージ | 磨いた強みに別の強みを掛け合わせる!! |
除ステージ | ミニゲームや試合で複数の強みを同時に磨く!! |
これらをお子さんのレベルに合わせてどんどん具体的な
本来はどの年代においても必要な『加減乗除の法則』になりますが、実際にこの法則に基づいて練習を行い始めるのは中学生以降がほとんどだと思います。
小学生の頃は全メンバーが同じ練習をして、試合形式の練習のみポジション別に行うというのが主体となっているのではないでしょうか。
だからこそ親としてはお子さんに、
- 『リフティングやってこい!!』
- 『とりあえずコーンドリブル左右で!!』
みたいに指示・強要するのはやめて、『加減乗除の法則』に基づいたサポートをして、お子さんの成長スピードを向上させる必要があります。
加ステージ:とにかくまずは色々とやってみる!!
サッカーを始めたという事は少なからず興味があるんだと思います。興味があるうちはモチベーションも高いので色々とボールを使って遊んでいきましょう。
サッカーの試合や練習の動画を見せたりするのも良いですね♬
色々なことにチャレンジしたら子供に尋ねてみてください。
- サッカーをしてて何が一番楽しい!?
- 好きな練習やプレーはある!?
我が家の場合は、
あとゴール決めるの嬉しいから試合もすきだよ♥
でも…リフティングは上手くいかなくてイライラするから嫌い!!
とのことでした。
このような形でまずは色々やってみて、お子さんの『得意・不得意』『好き・嫌い』を把握していきましょう!!
減ステージ:好きな練習や上手くなりたいプレーを磨く!!
長男は前述の通りで、ゴールを決めるのが好きだから『シュート』『ドリブル』の2つの練習が大好きです♥
逆に『リフティング』はクラブチームの中ではできる方なのですが嫌いです。
ボールタッチが磨かれるおすすめのトレーニングですが、本人の気持ちが乗っていないのにやらせてもイライラして他の練習にも悪影響なので無理にやらせません。
その状態だと嫌い・苦手な練習にも自然にチャレンジしていくので、まずは好きなこと・得意なことをガンガン伸ばしていきましょう!!
嫌い・苦手を克服するのはめちゃくちゃエネルギーを使うのでおすすめしません!!
長男は『シュート』『ドリブル』といった好きなプレーを磨き続けていくうちに、
と言って、いつの間にか500回以上できるようになっていました(笑)
乗ステージ:磨いた強みに別の強みを掛け合わせる‼
これはサッカーにおいて2つの視点があります!!
個の強み:自分自身の強みを掛け合わせる
最近長男が練習試合でも得点を量産できるようになったのは、強みである『シュート×ドリブル×足の速さ』を掛け合わせたからです。
ドリブルだけ磨いてもシュートが下手では入りませんし、シュートが上手くても低学年のうちはパス&ゴーが上手くいかないためドリブルできないとゴール近くまで運べません。
苦手を克服することよりも好き・得意を磨いて自分の武器を作る方が自信を持ててサッカーを楽しく継続できますよ♥
チームの強み:自分の強みと仲間の強みを掛け合わせる
長男は前述の通り『シュート×ドリブル×足の速さ』が強みであり武器になります。
そして長男のチームには『フィジカル×ボール奪取能力×パスセンス』のある仲間がいます。
この二人が揃う時はかなり強力で、ミニゲームでも試合でもバンバン点を取っていきます。
サッカーは年代が進むにつれて個人で打開するのは難しくなり、トライアングルやチーム全体での崩しが必要になります。
そのため、個の強みを掛け合わせたチームの強みが非常に重要になってきます!!
除ステージ:ミニゲームや試合で複数の強みを同時に磨く!!
サッカーに必要なスキル全てを同時に鍛えられるのが、対人有りのバチバチのシチュエーションである『ミニゲーム』『試合』になります!!
僕らの時代ですと公式試合は年間通して数が少なかったのですが、最近はユース以外の中学校・高校においてもプレミア・プリンスリーグなど試合をする機会が増えてきたのは良い傾向だと思います。
『ミニゲーム』『試合』を通して複数の強みを同時に磨きつつ、反省点があれば修正して更に向上できるようにしていきましょう!!
まとめ
少年団で指導していた時に出会ったトレセンコーチの言葉と『加減乗除の法則』を知った状態で長男がサッカーを始めてくれたのは非常に幸運でした!!
長男の通うサッカースクールは県内屈指の強豪で練習の最後は必ずミニゲームをしますし、週末は1年生でも練習試合が多く組まれています。
入団当初はボールを触れずに走り回っているだけ、ミニゲームのメンバー選びの際も上手い子から順々に呼ばれていくため、一番最後まで名前が呼ばれないことが1か月以上続きました。
そんな中でも挫けずに、週末の空いた時間で長男は自主練を繰り返しました。
ここ半年間の自主練では、長男の好きな『シュート』と『ドリブル』を暗くなるまで毎週蹴り続けてきました。時には次男やママも混ざって1対1をしたり、家族全員で楽しく過ごしてきました。
その甲斐あってか今はミニゲームでも試合でもドリブルからのシュートでバンバン点を入れています。そして三苫とネイマールが好きでYouTube動画を参考にイメトレしています(笑)
プロサッカー選手を目指すのであれば『サッカーを楽しく継続すること』が一番大事です!!
そのためには『加減乗除の法則』を理解してお子さんと接していく必要があります。ただ、スクールなど多人数に指導する場ではそれが難しいのが実情です。
だからこそ親御さんは『親だからこそできる』ことに目を向けてお子さんに接して欲しいなと思います。
最後に冒頭でも触れていますが、本記事で紹介した『加減乗除の法則』をはじめとする育成の本質について解説している書籍を紹介します。
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▼親子で成長できる最高のサッカー育成本
サッカーとビジネスのプロが明かす育成の本質 才能が開花する環境のつくり方
サッカー日本代表でも活躍し、引退後は育成世代の指導者として東京ヴェルディ・日本代表・横浜マリノスで実績をあげる『菊原志郎氏』とヴィッセル神戸や横浜マリノスのフロントにも在籍してきたビジネス界の育成のスペシャリスト楽天大学学長『仲山進也氏』が育成の本質について語っています。
そして何よりサッカー選手になれなかったとしても、サッカーから得られる経験や気づきをビジネスに活かせる方法を徹底解説しています!!
サッカー選手になれるのは一握りで、多くのお子さんはその夢を叶えられずに終わります。ただ、サッカー選手になれなくても他の夢を見つけたり、違う分野で成功を収めるための育成法が学べる最高の一冊です!!
親子で共に成長して、一緒にプロサッカー選手を目指しましょう!!
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現在は3位~7位をいったりきたりですが、息子たちと共にサッカーもブログもプロを目指して頑張ります!!
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