U-12の全国大会が真っ最中!!
各県の代表チームが火花を散らして頑張っている姿に僕は感動( ;∀;)
いやぁー息子達を応援に鹿児島まで行きたいので、是非全国大会に出場するようなレベルにまで成長して欲しいモノです。
そんな全国大会ですが、一時期サッカー界でも話題にあがった”全国大会廃止”という議論、これは勝利至上主義の問題からきてることが一因にあるようでした。
実際に柔道では勝利を目指した無理な減量や体罰などの問題もあって全国大会が廃止となっています。
そして日本と違って海外ではスポーツにおいて、
アメリカ | 小学生以下の全国大会を全面禁止 |
ドイツ(サッカー) | 勝利至上主義を持ち込ませないため高校生年代まで全国大会を行わない |
イギリス | 練習に比重を置かずにスポーツを楽しむことが目的 |
とされているようです。
こういった背景も含めて、ちょっと前に本田圭佑酸を含む各スポーツ界の方々を交えて議論する番組がありました。
番組の中では上述した国だけではなく、オランダは人口が少ないのにサッカーでは強豪国であって中学生まで試合結果も報告しないし勝利ではなく個人を成長させることに重きを置いているという指摘もありました。
でも最近僕は思うんです。
なのではないかと。。。
海外の子供達と日本の子供達が試合をする機会が増えて、YouTubeでもTOBIGERIなどでバルサやレアル、ミランやユベントスのジュニア年代の試合が見れるようになっています。
そこで感じたのは”球際の激しさ”です。
技術では日本の子達も負けていないけれども、ボールを奪う奪われないといった球際部分の執念は海外の子供達の方が数段上に感じました。
先ほど紹介した全国大会の議論をする番組の中で、実際にオランダで活躍して現地のことも認知している本田圭佑選手も『日本よりも高度な戦術を大人達から刷り込まれながら、バチバチに小学生年代から過酷な競争をしていますよ!!』というニュアンスを発言をしていました。
TOBIGERIなどで映像を見ても、U-10世代の子達がキーパーからのビルドアップを徹底していますし、ミスを恐れて別の選択肢をとるということもありません。
他にもフリーキックの時に素早いリスタートをさせないためにボールの前に立つプレーなど『4年生でそれするの!?』と感じずにはいられません。
そしてスローインの時も相手の守備が整わない間に投げ込んでチャンスを作るのですが、結構ファールスローが多いんです。
長男は3年生ですが、練習試合でも公式戦でもファールスローは厳しく取られます。
でもTOBIGERIの映像を見る限り、海外の子達はかなりファールスローが多いにもかかわらず、審判はスルーしています。
- 勝利に対する判断を大事にする
- 大人になれば否が応でもできる細かいことは気にしない
そんな海外の姿勢にもビックリしました。
日本は勝利至上主義といわれ全国大会廃止などの議論が行われる。
勝利することも敗北することも子供達を成長させるし、自分の成長を実感したい子供達にとっては選択肢を増やす意味でも全国大会は合ってもいいと思う。
結局のところは指導者や親御さんの接し方次第なのではないかと、サッカーが楽しくて真剣にやればやるほど”勝利”にこだわるはずです。
どうやったら勝たせてあげられるのか。。。そこに行き過ぎた指導が入るからいけないだけ。
それに、スポーツなので怪我との向き合い方も意識しないといけない。
目の前の勝利も大事だし、可能であれば勝たせてあげたい。
ただ、本田圭佑さんも言っていますが”敗北”から成長できる事も多々あります。
”勝利”と”敗北”
どちらからでも学んで成長できることを子供達にはしっかりと伝えていきたい。
親の喜びではなく、子供達が喜べる未来を築くことを念頭にこれからも頑張っていきたいと思います(^_-)-☆