まず初めにスペシャリストとゼネラリストについて簡潔に説明すると、
- スペシャリスト:狭く深く特化したスキルを有している(一芸一能的な感じ)
- ゼネラリスト :広く浅く多くのスキルを有している(器用貧乏的な感じ)
いまだに、日本の教育ってアメリカなどと違って好きなコトや得意なコトを伸ばすのではなく、『みんなで一緒に多くの事を学んでいきましょう!!』というスタイルのままなのでゼネラリストが多いのが現状かなと思います。
…と、ここでひとつ皆様に質問を!!
ほとんどの親御さんが、
というのではないでしょうか。
だからスペシャリストが育たないんだと思います。
算数が得意なら算数をとことん極めればいい。でも日本は科目の選択制が採用されるのが遅いから苦手なことも同じ時間、強制的に学ぶ必要があります。
そんなんだから皆で同じように学びなさいと、平均的な教育になっているんだと思います。
もちろん活躍する場所によってはゼネラリストが求められることもあるので、それら全てを否定するつもりはありません。
では、これをサッカーの観点から考えてみたいと思います(^_-)-☆
サッカーの現場において必要なのはいったいどちらなのか\(゜ロ\)(/ロ゜)/
結論
僕の結論としては絶対に”スペシャリストを目指すべき”だと考えます。
サッカーの現場では、コンバートされたことで芽が出た選手などが多くいます。
内田篤人さんは学生時代はFWやサイドハーフといったポジションでしたが、プロになってからは右サイドバックとして活躍しています。
こういった背景をみると、ゼネラリストだからこそコンバートされて世界最高レベルのサイドバックになれたと考える人が多いと思います。
でも実際は、コンバートされたポジションで”スペシャリストを目指した結果”だと思っています。
コンバートされた先でスペシャリストを目指して蓄積した能力が、多くのポジションをこなせる鍵となっているのです。
スペシャリストを目指す上で大事なコト
長男は三苫薫選手が大好きです♥
日本代表の試合もブライトンの試合も三苫薫選手が出る試合は必ずチェックしています。
だからこそ練習や試合では左サイドのウイングにこだわってプレーしているので、ポジショニングやプレースタイルも似てきました(*´▽`*)
まだ小学生なんだからプレーの幅を広げて色々なポジションをチャレンジさせればと思うかもしれませんが、本人は三苫薫選手を目指しているし、スキルセット的にもその選択は間違っていないと思います。
それに色々なことに時間を割いていたら器用貧乏で終わってしまい、誰にも負けないと思えるストロングポイントがなくなってしまいます。
ただ…上には上がいるのがこの世界です。
自分よりも上手い選手にポジションを奪われることなんて当たり前です。
それに戦術によっては自分のスタイルが貫けないことだってあると思います。
そんな時に新しい自分を見つけたり、コンバートされて目が出る選手に必ず備わっているスキルがあります。
それは、
です。
思考力が大事な理由
思考力とは、
- 自分に足りない・必要なスキルはなにか
- もっと効率的に成長できる方法はないか
- チームに求められている役割を理解できるかどうか
こういった成長に必要不可欠な要素です。
思考力があるからこそ、与えられたポジションで更に成長できるし、コンバートされた先など突然のポジション変更でも対応できて芽が出てくるのです。
だからこそ幼少期から我武者羅に練習するだけではなく、
- 練習の意図を伝える
- 子供の意見をないがしろにしない
- 大人の考えを押し付けることはしない
といったことを意識して、子供の思考力を鍛えていくことが大切になってきます。
まとめ
長男もそのうち壁にぶち当たると思います。
そこでサッカーを諦めてしまうか、諦めないで努力し続けられるかは”思考力”に掛かってくると思います。
そしてどんなポジションであれ”スペシャリストを目指すこと”を忘れずに突き進んでもらいたい。
今は三苫薫選手の左ウイングを極めるために奔走しています。
僕も三苫薫選手の動き出しやポジショニング、そしてドリブルスキルなどを研究して長男と共有していきます。
誰にも負けない左ウイングのスペシャリストを目指す( `ー´)ノ
長男と一緒に思考力を鍛えつつ、三苫薫選手を超えるプレイヤーを目指しますよぉ~(´∀`*)ウフフ
否、最近はトップ下起用が多いため誰を目指そうか模索中