少年サッカーに限った話ではありませんが、育児において子供への干渉度合いについての議論は度々上がりますよね。
そしてその多くが、
といった結論に辿り着いていると思います。
でも僕は、その結論が必ずしも正解だとは思っていません。
もちろん度を越えた過干渉や口出しはNGだとは思うのですが、周囲から見れば過干渉と思えるような状況でプロサッカー選手になった方も数多くいるからです。
ワールドカップのメンバーにも選ばれた上田絢世選手やオランダのユトレヒトに所属する前田直輝選手(現在は名古屋グランパス所属)はYouTubeにて、
- 『父親はめちゃくちゃ厳しかった』
- 『反骨心でここまで来れた』
- 『試合で活躍できなかった時の帰りの車は気まずかった』
など言っています。
僕の幼少期、親はサッカーの練習には付き合ってくれるけど、チーム決めやどこに進学するかといった部分に口を出してくることはなかったので、どちらかというと干渉は少なく好きにやらせてもらっていました。
結果としてプロサッカー選手になることはできなかったけど、高校では全国大会に出場することも出来ました。
この結果をどう捉えるかは人それぞれですが、僕としてはプロサッカー選手になるのを夢見ていたので少なからず後悔もあります。
もちろん”自分の意志が弱かった”ということがプロになれなかった一番の要因ですが、
といった”たられば”を思わずにはいられません。
- 親がもっと強いチームを勧めてくれてたら…
- もっと厳しく親に指導してもらえてたら…
- 親にサッカーを諦めず続けろと言われていたら…
どれも自分の意志がなくて”親任せ”に聞こえるかもしれませんが、そういったきっかけや経験があることで”変化”が生まれることは多いです。
僕の場合は小学生のころに低身長で悩んでいた時、親が厳しく指導且つ練習に付き合ってくれたことで一気に成長することができました。
その他にも、親御さんの提案でチームを変えたことで一気に才能が開花した子を何人も見てきました。
もちろん親御さんの独断ではなく、お子さんと一緒に考えた結果だとは思いますが”きっかけが親”ということは少なくありません。
時には親が干渉することで、今より良い方向に向かうこともあります。
僕もたらればではあるが、親がもっと厳しかったらプロサッカー選手になれたかもしれない。
なれたとしても選手として成功したかは別問題ですがね…
どんな結果になるかは”思考と行動”を繰り返した後に決まります。
だからこそ過干渉が良くないという先入観でいるのは勿体ないです。
- 自分のお子さんにあった親としての接し方
- どうしたらこの子にとって正しい成長ができるのか
”思考と行動”を繰り返して親子で一緒に成長していくことが、サッカーが上手くなって素敵な親子関係を築ける一番の近道だと思います\(゜ロ\)(/ロ゜)/