先日、長男の練習を迎えに行った時のことです。
なにか言いたげなムスッとした表情で僕の所へ来て、一緒に車に乗り込みました。
すると長男がいきなり泣きじゃくりながら、
みんなドリブルばっかで全然パスくれない!!
俺フリーなのに周り見えてなさすぎ!!
あ~それで機嫌が悪いのね…と納得しました。
それもそのはず、少し早く迎えに行ったので練習を見学していたのですが、ゲーム形式の最中に長男がフリーでいくら呼んでも中々パスが回ってこない状況でした。
長男は三苫選手と同じ左ウイングのポジションに固定されているので、テレビやYouTubeを見て、自分なりにどうポジショニングしたらいいかも学んでいます。
だからこそ団子サッカーのようにボールの引力に負けるコトなく、フリーになって勝負できるポジションに必ずいます。
普段は中央でボールを運びつつパスを散らしてくれる上手い子が何人かいるので、自分のところまでボールがくるのですが、あいにくその日は上手い子達が軒並み欠席や別チームという状況でした。
コーチが試合中に、
フリーな選手居るよ!!
と声を掛けても、ボールを持ったチームメイトはみんな足元を見つつドリブルドリブルドリブル…です(笑)
長男はそんな状況に嫌気がさしたのか、普段なら絶対に左サイドから動かないのですが、フリーなスペースがあれば右サイドまで走りまくっていきました。
ただ…それでも中々パスは来ません。
コーチが一旦中断してみんなを集めます。
目的はゴールを決めるコト、そのためにドリブルなのかパスなのか正しい判断ができるようになろう。
○○や○○はずっとフリーでボールを呼んでいるよ、もっと周りを活かせば楽にゴールまで運べるんだよ!!
といった感じで指導をしていました。
- 長男が泣いていること
- 練習中のコーチの指導
これらに対して僕が思うコトを長男に話しました。
まずは、
- フリーでパスを貰えるポジショニング
- パスを呼びこむ声
- 腐らず守備もやったこと
こういった努力を褒めました。
そのあと伝えたのは、
周りを活かせる選手を目指そうね!!
今の長男は中央でパスを散らしてくれる上手い子がいないと活きてきません。
それは左サイドというポジション的なこともあるし、パスを貰いたいという声掛けしかできていないからだと思っています。
ボールが来ないのならフリーなポジショニングを捨ててでもボールに絡みに行く。
パスを貰いたいという声掛けだけじゃなく、味方に対してどう動いたらいいかの声掛けや周囲のサポートを知らせる声掛けなどをすれば全体のプレーも変わってきます。
コーチが声掛けしたらチームメイトのプレーが直ぐ変化するように、ピッチ上でも同じ声掛けができたら周囲のプレーも変化します。
そうすることで長男も周りに活かされる選手から周りを活かせる選手に成長できますし、自ずとパスも回ってくるでしょう。
泣くほど悔しかったことはサッカーが好きで努力してきた証拠、そんな長男はまだまだ成長できる\(゜ロ\)(/ロ゜)/
そんな成長を楽しみにしつつ、今日も雪解けした公園で息子達と楽しくサッカーをしようと思います(^_-)-☆