チームでの練習前や公園で自主練しているときの光景で良く目にするのが、
『誰かをキーバーにして、止まったボールを蹴る』
という遊びだと思います。
わいわい楽しそうにやっているので、親からすると『サッカーを楽しんでいるからいっか!!』と思いがちですが、もっと遊びのレベルを上げる工夫やサポートをしていくべきだと僕は考えます。
はっきり言って上手くならない子ほどこの遊びばかりをしています。
今回の内容を例にすると、
『止まったボールをゴールに蹴る=直接FK』
となりますが、 試合においてこの場面は少ないですしキッカーは1人です。
こういった事実をお子さんに気づかせてあげることで、遊びに変化が生まれていきます。
以前は止まったボールを蹴っていただけの長男ですが、今ではキーパーに先に蹴ってもらいます。
ゴロの球、浮いた球、どこへ蹴っているんだという球をうまくトラップして、動いている状態のボールをゴールへ蹴りこみます。
この遊びの方がより実戦に近いですよね。
- 難しい球をトラップする技術
- 動いているボールを狙った箇所に蹴る技術
これらはゴールを決める上で欠かせないですし、それ以外の場面でも必要になってくる技術です。
このように遊びのレベルを引き上げていくには”子供達の気づき“が必要になってきます。
どういったことが、
活きる遊びなのかどうか…
これを意識・理解するとしないとでは今後の成長に雲泥の差が出てきます。
ただし、 親が答えをすぐ教えていては考える力が伸びないし、言われたことをやるようでは自主性は育まれていきません。
出典:小林有『アオアシ 27巻』
最高の名言ですし、読者の皆様もピンとくるものがあると思います。
親としては、お子さん自ら答え見つけ出せるようにコーチングをしてあげてください(*ノωノ)
コーチングに関しては下記の記事で詳しく紹介しているので、合わせて読んで頂けると嬉しいです。
お子さんと接している時に、 『これどうやってやるの!?』 『パパ・ママ、これやってーーー!!』といった感じで、すぐに答えを知りたがる様子って見受けられませんか!?最初のうち[…]
前述の通りで、 長男はどんなときもボールを動かした状態でシュート練習をするようになっています。実戦に近い形というのを意識できているいい傾向です。
ただ、実戦ではキーパーだけでなく相手DFも居るし、ゴールエリア付近では動いた状態でボールを貰う事がほとんどです。
最近の練習試合やプライベートで臨んでいる大会でも、ゴール前でもらったパスに対してトラップをミスしたり、シュートをはずしたりする場面が見られます。
ここで決めていれば勝てた試合もいくつかありました( ;∀;)
そういった経験をもとに、僕が上手くコーチングをすることで新たな気づきを促して、息子達の遊びのレベルを更に上げていけるようにサポートしていきたいと思っています。
チームでの練習はコーチ・指導者が居るので強度は高い。それ以外の時間は楽しくサッカーをする遊びの時間です。
けれども、その遊びのレベルをどんどんレベルアップさせていくことでどんどん上手くなっていくし、もっともっとサッカーが楽しくなっていきます。
おかげで長男は暑い夏でも朝から晩まで仲間達とのサッカー漬けでも楽しそう(´∀`*)ウフフ
次男もそんなお兄ちゃんを見ているからか、
と毎日おねだりされます。
最初はレベルの低い遊びでも問題ありません。そこから親がコーチングをしてより実戦に近い遊びへとレベルアップできるようにサポートしてください。
ただ技術を身につけるだけではなく、自分で考える力や自主性などを育むことも忘れずにお願いします。
親だからこそできる!!
サッカーだけでなく、自立した一人前のイケメンボーイになれるように親の戦いは続きます。めげずに子供と向き合って、 親も一緒に成長していきましょう\(゜ロ\)(/ロ゜)/